ウェイトに関するTIPS。
里々でいうウェイトとは、待ち時間のこと。
トークにはウェイトを入れた方が読みやすくて良いですよ。
関連ページ:少し詳しい調理方法、重要トークを作る時の工夫と配慮
ゴーストが喋る、つまりバルーンに文字が表示される速度は案外早く、読むのに目が追いつかない。
そのままだとトークはどんどこ流れ、わけがわからないうちに終わってしまう。
それじゃまずい!ということで、ウェイトを入れて読みやすくしよう。
里々でウェイトを入れるには、他のSHIORIと同じく、さくらスクリプトを使う。
:お、\w3は、\w3よ、\w3う!\w9\w9
:お、\_w[1000]は、\_w[1000]よ、\_w[1000]う!\_w[3000]
:お、は、よ、う!\__w[3000] 起きた?こういう風に書くと、トークが始まってかならず3秒以上経った後に「起きた?」が表示される。
:お、は、よ、う\xございます!
:\_qお、は、よ、う\_qこの一瞬というのは、トークを表示する速さのこと。
:\_qおはよう!\w9 起きろ!\w9 顔洗え!\_qこうすると、「おはよう!」「起きろ!」「顔洗え!」が一行ずつドン!ドン!ドン!と表示される。
:この手紙を、\w9ポストにシュート。\w9
:この手紙を、\w9ポストにシューッ!!\w9
:ふつうに「投函」\w5しよう。\w9
読む早さなんてのは人によってまちまちなので、「これ!」といった基準はない。
最初はざっくり入れてしまおう。
「、」のあとに0.2秒、「。」のあとに1秒くらい?
:この手紙を、\w4ポストにシュート。\w9\w9
これで、一度テストしてみよう。
もし、テストで「これぐらいがいいな」と思ったら、もう少しだけ増やして「ちょっと多いかな?」ぐらいにすると吉。
なぜかというと、作った人は表示される文章をおおまかに知っているので、ウェイトが少なくてもなんなく読めてしまうため。
文字数が多い時は、追加で増やしてみたりとか。
ウェイトはちょっとくらい多めで大丈夫。
「ポストと狛犬」では、こちらがメインかも?
ウェイトを入れるたびにさくらスクリプトをいちいち使うのは手間がかかる。
入力モードを半角にしなきゃいけないのも面倒だしね。
replace.txt、replace_after.txtが活躍する。
さて、Rポストと狛犬のreplace.txtには、下のようなものが既に書いてあると思う。
w1 \w1 w2 \w2 w3 \w3 w4 \w4 w5 \w5 w6 \w6 w7 \w7 w8 \w8 w9 \w9
これはつまり、簡易書式を全角モードのまま書けるようにするための工夫。
:ミラクルな、w6ポスト。w9w9
細かくウェイトの数値を指定する場面が少ない、もしくはその時だけスクリプト使えばいいや、って場合は一律で「w」を「¥w9」に置換する方法でもけっこう手間を省ける。
注意点はあるものの、これも便利なやり方。
replace.txtかreplace_after.txtに下のような行を追加する。
(ウェイトについてはどっちを使ってもいい)
あ、このファイルの中での隙間はタブ文字で、wikiで使う【タブ】は使えないから要注意。replace_after.txtでもダメよ。
、 。\_w[500] 。 。\_w[1000] ! !\_w[1000] ? ?\_w[1000] ・ ・\_w[500] ‥ ‥\_w[500] … …\_w[500]
こうすると、もはやウェイトを書く手間はほとんどなくなる。
ただし、これをやると全ての「、」「。」「!」「?」「・」「‥」「…」にウェイトが入るので、意図しないところでウェイトが入る可能性を忘れないように。
対処法は、置換させたくない場所で、特殊記号のφを使うこと。
:うおおおーーっ!!! :それだと一文字ずつウェイトが入るよ。 :うおおおーーっφ!φ!! :オーケー。
…と、ここまで手動でなんとかする方法を書いたが、実は里々は自動でウェイトを入れていたりする。
特殊変数のウェイト関連の項を参照のこと。