里々をSAORIとして使う方法†
里々はSAORIとしても使用することができます。
使うのに特別必要なものはなく、SHIORIのルールに従ってSAORIとして呼び出すだけです。
使っているSHIORIのマニュアルに従い、里々をSAORIとして登録し、
(引数1を里々呼出のエイリアスと仮定して)引数2にトーク名を入れて呼び出しましょう。
特徴と注意点†
- 里々形式で辞書を書ける、最大の強み。
replace.txtによるウェイト操作からサーフェス加算値まできっちり使えるので、里々ゴーストとして作った単体のトークはまるごと流用もできます。
重複回避など、他のSHIORIでは自前で組まざるを得ないものまでもちろん利用可能。
さくらスクリプトが羅列されるソースは良し悪しで、改行や自動ウェイト、サーフェス指定の面から直感的にトークの修正をしやすい里々の形式はそれだけでメリットになり得ます。
- 里々をSAORIとして呼び出した場合でもSHIORIの時と同じ挙動をするので、satori_conf.txtやdicから始まるファイルなどを読み込み、satori_savedata.txtを生成します。
もちろん既にsatori_savedata.txtがあるのなら自動で読み込んでくれます。
セーブデータの「起動回数」も加算されていきますし、辞書内で変数をあれこれ弄れば記録されます。
- ただし、当たり前ですが制御はSHIORIの役割です。
SAORIで呼び出された里々がやるのは、あくまで指示されたトークの内容を(さくらスクリプトに整形し)返すことだけ。
ベースウェアからのイベントを受けるわけではないので、例えばOnSecondChangeなどを里々の側「だけ」書いてあっても意味がありません。
つつかれなどの独自イベントやランダムトークなど、呼び出すタイミングは大元のSHIORIでコントロールしなければならないということです。
- YAYA as SAORIなど、里々メインで他のSHIORIをSAORIとして機能を借りる方法と比べた場合、里々のSAORI化はそちらのSHIORIの方が処理を書きやすいという人向けになります。
もちろん両方のSHIORIに精通していなければならないのでハードルは高くなるものの、こちらは里々の「トークの書きやすさ」を借りると言い換えることができます。
- satori.dllと必要に応じてreplace.txtやsatori_conf.txtなどを用意
- dic_なんとか.txt
*トーク
:(0)筋トレするための
筋トレするための
筋トレするための
筋肉が無い
*トーク
(11)ウワーッ国家権力!w9
あとは使用しているSHIORIの辞書内で、たとえばランダムトークの処理層にスクリプトを設定する段階で、引数に「トーク」を指定して里々を呼び出すだけです。
たとえば華和梨なら $(saoriregist satori.dll satori preload) で里々をSAORI登録し $(callsaori satori トーク) のようにして呼び出します。