バルーンに画像を表示する

画像ファイルを表示するには、SSP専用のさくらスクリプト \_b を使用します。
記述方法は大きく分けて二通り。
いずれも表示させたい画像をゴースト辞書のあるフォルダと同じ場所に置いて、以下のように記述。

\_b[画像ファイル名,x座標,y座標]

座標を直接指定する方法で、画像を背景に貼り付けます
バルーンがスクロールしても貼り付けた画像は移動しません。背景としてバルーンと同化するようなイメージ。

\_b[画像ファイル名,inline]

inlineを指定すると、画像を文字として貼り付けます
一文字分と同じ扱いになるので、文章の途中に挟んだりできます。記号の代わりに使う用途に適しているイメージ。
スクロールと一緒に移動するほか、\c[char,1]で1文字削除したりするのにも対応しています。

用途に合わせて使い分けましょう。
また画像ファイル名は正確にはファイルのパスなので、他のフォルダの画像も指定できます。
詳しくはUKADOC さくらスクリプトを参照のこと。

スクリプトのオプション

このさくらスクリプトの表示方法はちょっと特殊な事情があり、
↑のものをそのまま使った場合、思ったとおりの表示がされない事もあります。
というのも、そのままではシェル画像のように画像の左上の1px地点の色を透明色として扱うという性質があるためです。

ここではinline方式で解説します。(xy指定でもオプション指定方法は変わりません)

\_b[画像ファイル名,inline]
ふつうの方式。左上の1pxの色で抜く(透明にする)。
\_b[画像ファイル名,inline,opaque]
opaqueを指定。左上の1pxの色を抜かない。つまり画像をそのまま表示する。
\_b[画像ファイル名,inline,--option=use_self_alpha]
画像のアルファチャンネルを使用し、左上の1pxの色は抜かない。

具体的な使い分けは、大雑把に言えば以下のようになります。

バルーンでの表示例

これを
\_b[画像ファイル名,inline]
\_b[画像ファイル名,inline,opaque]
\_b[画像ファイル名,inline,--option=use_self_alpha]
の3つのパターンでバルーンに表示してみます。

以上の通り、

が適するということが分かります。


トップ   編集 凍結 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2023-11-14 (火) 22:54:12